アーティスト

DJ Clent

DJ Deeon、DJ Slugo、DJ PJといったゲットー・ハウスの重鎮達も住むシカゴ・ゲットーの巣窟、サウス・サイドにある地域“The Low End”のレジェンド。98年に〈Dance Mania〉よりデビューし、幻の284番を含め2枚のEPをリリース、 異様な空気を放った処女作‘3rd Wurle’(2012年に再発)やジュークのモデルとなったRP Booをフィーチャーした‘Back Up Off Me’や’Bounce’といったクラシックスを連発、ゲットー・ハウス、ジューク、そしてフットワークへと流れるシカゴ・ゲットーの進化を体現する、RP BooやTraxmanと並びシカゴ・ジュークの第一人者としてシーンを牽引 。サンプラーや機材マニアでもあることからその昔DJ RashadやDJ Spinnにもトラック制作を伝授した逸話があり、その類い稀なるスキルと革新的なセンスでその後も数々の傑作を残している。シーンの標本にもなったコンピレーション『Bangs & Works 』(Planet Mu)の第1弾と第2弾にも収録され、最近では〈Booty Tune〉、DJ Flintのレーベル〈Halsted Street〉、そして〈Plane Mu〉から立て続けにEPを発表、ジュークの世界的な広がりとゲットー・ハウスの再興により精力的な活動をみせている。得意のMPCサンプラーを使ったメローでソウルフルなサンプリング主体のトラックからシンセで飛ばすアシッディでドープなトラックまで、多彩なプロダクションとアイデアで更新を続ける開拓者。

Update: 16 Dec 2014

Releases by DJ Clent