USはノースカロライナ出身、現在はNYを拠点とするTravis Stewart(トラヴィス・スチュワート)によるプロジェクト Machinedrum (マシーンドラム)。00年代初頭のエレクトロニカ全盛期にPrefuse 73に続くレフトフィールドなビートメーカーとして話題となり核レーベル〈Merck〉よりデビューし、アルバムを順等に発表。00年代後期に活動が衰えるもののポスト・ダブステップ・レーベル〈Lucky Me〉からのEP『Many Faces』(2011)で再浮上し、〈Planet Mu〉より得意のメロウな上物にジュークのビートを取り入れた『Room (s)』を発表したちまちベース・シーンの最前線へ。これまでにエレクトロニカ〜ダブステップ / エレクトロ〜ジュークを横断、時代のサウンドとトレンドを貪欲に取り入れる卓越した技とセンスを併せ持つ実力派。