ロンドンを拠点とするモーリシャス共和国とUKのハーフ、シンガー / パーカッショニスト /プロデューサ、ジェセフ・ディーンマモードのソロ・プロジェクト。７歳の時に父と共にイギリス連邦加盟子国でもある東アフリカのインド洋上に浮かぶ島国、モーリシャス共和国を訪れ、インド文化を背景としアフリカの奴隷によって生まれた民族舞踊”セガ”に強い衝撃を覚え、その陽気でオーガニックなサウンドとラテン音楽にも近いポリリズムは現在の自身の作品にも現れている。BullionやPaul Whiteを輩出したロンドンの〈One-Handed Music〉より2011年にリリースされたEPでデビュー以来、全3部となるシリーズ作を一年おきにリリース、一貫したアートワークと自身のボーカルとサンプリング・ループをベースにしたシンプルでスタイリッシュなセンスとLAビートとも共振する、ヴォーカルのループ、パーカッション、ドラム・マシーンを用いた即興的なパフォーマンスから繰り出される脱拍的なグルーヴが合わさったビート作品でたちまちに話題となり、 ビートダウンとしてハウスの方面からも人気を獲得、Gilles Petersonのスタジオにも招かれる注目の存在へと発展。2014年のセルフ・タイトルのデビュー・アルバムでも スタイルを変えることなくボーカルが押し出された作品も披露し、その年の音楽主要媒体の年間ベストに多数ランクイン。 UKのダブやソウルにアフリカの血を注ぎ、ビート・ミュージックの枠を超えた独創性で期待されるUKの新星。