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Local 3 World RP Boo

継承から拡張へ!シカゴ・ゲットーの前衛、魔人RP Booが再来日。ハウスの最進化形態フットワークの神が降り立つオープニング”ハウス”パーティー@WWWβ。

ゲットーという極地的なローカルで育まれ、UKを経由しワールド・スタンダードへと発展、シカゴ・ハウスからゲットー・ハウスへと速度を上げながら、ダンサーの不規則なトリックと共に驚異の進化を遂げたダンス・ミュージック・カルチャー、ジューク/フットワーク。そのジャンルの始祖としてシーンで最も敬愛されるRP BooがWWWβのオープニング・パーティーに登場。RP Booはシカゴ・ハウスの伝説的なダンス・クルー〔House -O-Matics〕の洗礼を受けキャリアをスタート、再評価を受けるゲットー・ハウスの老舗〈Dace Mania〉から90年代後期にデビュー、初期作品を含め数々のクラシックスを残し、フットワークに共通する無秩序にシンコペートするリズム・パターンはRP Booの作品に起因すると言われ、ジューク/フットワークの歴史その物であり、古代から発掘されたフューチャー・クラシックスとも称されている。Mike Paradinas率いるUKの電子音楽レーベル〈Planet Mu〉からのコンピレーションから広まり、同期TRAXMANの日本でのブレイク、若手の代表格、故DJ Rashadの世界的なブレイク、その後も電子音楽や日本インディーズなど、他ジャンルとの交配を繰り返し、デビュー・アルバム、続くセカンド・アルバムも各メディアで絶賛される新世代Jlinの革新と躍進によって、ジューク/フットワークはハウスの継承から拡張へと発展し続けている。

国内からはソウル生まれ東京育ちというバックグランドを持ち、DJ、シンガーソングライター、プロモーターとしてマルチに活動、新世代のアーバンなビートを巧みに操るクリエイターYonYon、自身のレーベル〈Seminishukei〉を軸にヒップホップ、テクノ、デトロイトやシカゴ・ハウスなどを横断し、ストリートに根ざした活動で定評のあるBushmind、ジャンルではなくスタイルとしての”RAW”を体現したハウスを軸に日本各地で活動するDJ、Asparaを大阪から迎え、”拡張の場”であるβのオープニング・パーティーを飾ります。

Local 3 World RP Boo
2k17/08/04 fri at WWWβ
OPEN / START 24:00
ADV ¥1,000 @RA / DOOR ¥1,000

RP Boo [Planet Mu / from Chicago]
Bushmind [Seminishukei / Rockasen / 2×4]
Aspara [Lomanchi / MAL]
YonYon

#Chicago #House #GOD #Footwork #Trap #Beat
※Over 20’s Only. Photo ID Required.

1 RP Boo

RP Boo [Planet Mu / from Chicago]

本名ケヴィン・スペース。シカゴの西部で生まれ、80年代に南部へと移住し、 多くのジューク / フットワークのパイオニアと同じようにシカゴ・ハウス / ジュークの伝説的なダンス一派House -O-Maticsの洗礼を受け、〈Dance Mania〉から数多くのクラシックスを生み出したゲットー・ハウスのパイオニアDj Deeon、Dj MiltonからDjを、Dj Slugoからはプロデュースを学び、それまであったRolandのドラム・サウンドの全てにアクセス、またパンチインを可能にした、現在も使い続けるRoland R-70をメインの機材にしながらトラックを作り始め、1997年に作られた’Baby Come On’はフットワークと呼ばれるスタイルを固めた最初のトラックであり、その後1999年に作られたゴジラのテーマをチョップしたゴジラ・トラックとして知られる’11-47-99’はシーンのアンセムとなり、数多くのフットワークのトラックに共通する無秩序にシンコペートするリズム・パターンはRP Booのトラックに起因すると言われる。地元では秘蔵っ子Jlinも所属するクルー〔D’Dynamic〕を主宰し、〈Planet Mu〉よりリリースのフットワーク・コンピレーション『Bangs & Works Vol.1』(2010)、『Bangs & Works Vol.2』(2011)に収録され、2013年にデビュー・アルバム『Legacy』、2015年にセカンド・フル『Fingers, Bank Pads & Shoe Prints』を同レーベルより発表。2016年には初期のクラシックスを収録した「 Classics Vol. 1」や新録「The Ultimate」を発表。フットワークの肝である3連を基調とした簡素なドラム・マシーンのレイヤーとシンコペーションによる複雑かつ大胆なリズムワークに、コラージュにも近いアプローチでラップような自身のボイスとサンプリングを催眠的にすり込ませ、テクノにも似たドライでミニマルな唯一無二の驚異的なグルーヴを披露。古代から発掘されたフューチャー・クラシックスとも称され、先鋭的な電子音楽やアヴァンギャルドとしてもシーンを超えて崇められるフットワークの神的存在。

https://twitter.com/RP_BOO_
https://soundcloud.com/rp_boo

 

2 Bushmind

Bushmind [Seminishukei / Rockasen / 2×4]

DJ & Producer。1995年ヒップホップDJとして活動を始める。2000年頃、KRBT、Starrburstらと共にインディペンデント・レーベル〈Seminishukei〉を始動。西麻布bullet’sを拠点にして、数々のライブやDJを行い、ヒップホップ、テクノなどスタイルの違うDJプレイを並行して行うようになる。2009年、Soe ( i Toxico ! / So Gut Tokyo ) 、Ryosuke ( lobust / so gut ) と共に渋谷Amate-RaxiにてRush、2010年、Shigeru Ooshimaと大阪compufunk records backroomにて〈2×4〉をスタートする。2013年には”quality dance music”をテーマに活動するクルー、〔himcast〕に加入、自身のミックスやミシガン在住の実兄Kakuのデトロイトで行ったライブ音源などをリリース。過去にはデトロイトからLuke Hess (DeepLabs / FXHE / Planet-e / Echocord) 、Kevin Reynolds(Todhchai / Transmat / NSYDE )シカゴからTevo Howard (Beautiful Granville Records / Permanent Vacation / Hour House Is Your Rush) などをブッキング、パーティーを行う。過去にAvex Trax、P-Vine、Spaceshower Musicから3枚のアルバムをリリース。2017年には全トラックをプロデュースしたROCKASENのアルバム『Two Sides of』をフリーで配信する。

https://twitter.com/bushmind
https://soundcloud.com/bushmind
https://www.mixcloud.com/bushmind
https://www.discogs.com/artist/1085235-Bushmind

 

3-Aspara

Aspara [Lomanchi / MAL]

石川県出身大阪府在住のDJ。関西をはじめ、日本各地で精力的に活動中。Licaxxx、Madeggと共にTime Out Cafeにて不定期で開催されるハウス・パーティー『MAL』を主催。

 

4-Yon-Yon

YonYon

ソウル生まれ東京育ちというバックグランドを持ち、DJ、シンガーソングライター、プロモーターとしてマルチに活動するクリエイター。2011年にDJとしてのキャリアをスタート。フューチャー・ビーツ、ヒップホップ、UKベース、ハウス、テクノまでジャンルを越え直感的にミックスするスタイルが世界中から評価され、日本のみならず東アジア、アメリカ、ヨーロッパなど国内外にまで活動の幅を広げている。

また、海外のアンダーグラウンドアーティストを日本や韓国に繋げるためのブッキングエージェント、〔BRIDGE〕のプロモーターとして2016年に本格始動。東京に拠点を置き、ブッキングのみならず、イベントの制作、英語/韓国語/日本語の通訳・翻訳、コラムの執筆、楽曲の共同制作などを手がけ、各国のカルチャーを相互に結ぶ架け橋”BRIDGE”となっている。

2016年から2017年5月にかけては、女性の芸術活動の支援を目的としたアトランタ発のパーティー〔Bae〕のアジア展開におけるディレクションを手がけ、国境や人種、性的アイデンティティを越えたクリエイティブ・エイジェンシー〔BaeTokyo〕へと成長させた経歴を持ち、さらに元バンド・ボーカルという多色な経歴を持つ彼女だが、現在はソロ・アーティストとして様々なアーティストのフィーチャリングなどをしている。シンガーソングライター/トラックメイカーとしての彼女のサウンドは、R&B・ヒップホップのグルーブをベースに、キャッチーなJポップに影響を受けたメロディーと日本語の歌詞を取り入れ、比較的爽やかでシンプル且つ革新的なサウンドを作り出し、現在は世界各国を飛び回りながらも彼女自身のEPをリリースすることを目指している。

[YonYon]
https://www.yonyon-musiq.com
https://soundcloud.com/yonyon-j
https://www.instagram.com/yonyon.j
https://twitter.com/yonyonsan_j

[BRIDGE]
http://bridge-asia.tumblr.com

Update: 15 Jul 2017