ベルギーを拠点とするフランソワ・ブランジェのソロ・プロジェクト。2011年にMatthew David主宰の〈Leaving〉からカセット『Thought Has Wings』でデビュー、ローファイでヴェイパーなテープ・ビート作品を披露。その後もEPや12”をコンスタントにリリース、 昨年の『Pantani』 (Leaving)ではシンセジスやスクリューを用いた作品で新たなスタイルを提示。ビート名義とも言えるCupp Caveではベルギーの〈Velk〉やUKの〈Ramp〉からアルバム『Retina Waves』をリリース、 コラージュを主体としたアンビエントやビート作品で着実に注目度を高め、〈PAN〉からアルバムを控えるTCFもリリースしたベルギーの〈Ekster〉からの『Be Me』ではこれまでと異なりグリッチも交えたポップな趣のサウンドスケープを披露。 OPN以降の立体的なサウンドとオーガニックなエレクトロニカを繋ぐ期待の新鋭。
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