Event

BONDAID#10 GQOM

BONDAID#10 GQOM
2016.11.18 fri at Forestlimit Tokyo
OPEN / START 23:00
ADV ¥2,750 (80 Only) | DOOR ¥3,000

ロンドン経由で世界へと目下拡散中の暗黒の南ア・ハウス、噂の新ジャンル“Gqom(ゴム)”がダーバンのゴム・キングDJ Lagとローマのゴム・レーベル主宰Nan Kolèを迎えショーケースとなって日本初上陸!

シカゴ・フットワーク、シャンガーン・エレクトロ、リスボン・ゲットー〈Príncipe〉、メキシカン・アンダーグランド〈N.A.A.F.I〉など、ローカルなダンス・ミュージックが近年のグローバルな潮流として著しい勢いを見せる中、遂に南アはダーバンのゲットー・ミニマル “Gqom (ゴム)”がシーンの核レーベル〈Gqom Oh!〉主宰のNan Kolèと現地からゴム・キングDJ Lagを迎えショーケースとなって日本初上陸。ダークでありながら広大な大地を感じさせ、圧倒的な高揚感を放つその驚異のサウンドは、グライムやトラップも混じり合う現行のUKベース・ミュージックとの親和性が高いことから、他ジャンルのインターフェースとなって世界へと拡散、ここ日本でもベース・ミュージックのみならずテクノのDJにもプレイされ、トラックを作り始めるプロデューサーも出てくるなど注目を集めている。国内アクトはベース・ミュージックを主体に数々の現場で活動して来たHabanero PosseのDJ Bingoと”ニュー・ジェネレーション・ワールドワイド・ベース・ミュージック”を掲げるパーティー南蛮渡来のレジデントMars89 (Chopstick KIllahz)のDJと、ライブでジュークを打ち込む天才少年的なプロデューサーKΣITOと世界を駆け巡る現代電子音楽の印象派 食品まつり a.k.a foodmanの一夜限りのコラボレーションとなるゴムのセッションを披露。アフリカの緊迫した歴史的な情勢を反映した”終末的なライオット・ミュージック”とも言及される注目の新ジャンルが東京アンダーグランドの彼の地Forestlimitにて解き放たれるプレミア公演。

DJ :

DJ Lag [Gqom Oh! / from South Africa]
Nan Kolè [Gqom Oh! / from Italy]
DJ Bingo (Habanero Posse)
Mars89 (Chopstick KIllahz)

LIVE :

KΣITO x 食品まつり a.k.a foodman “ゴム・セット”

#GQOM #HOUSE #AFRO #BASS #ELECTRONIC

ADV TICKET OUTLET ※80枚限定 / 80 only
PassMarket : https://goo.gl/uYDQ9l

※本イベントは混雑が予想されますので、80枚限定の前売り券を買って頂いた方を最優先とし、前売り券が売り切れた場合は様子を見て当日券を販売いたしますが、当日券で入れない場合もございますので予めご了承ください。またよりダンス・ミュージックに最適なスペースを作るため、本イベントでは通例のディスカウントやゲストといった枠は設けておりません。ご興味ある方は必ず前売り券を購入して入場の確保をお願い致します。当日は出入り自由となっておりますが、飲食の持ち込み厳禁です。NO DISCOUNT & GUEST for this event. The door ticket may not be available when the adv ticket is sold out. please ensure your entrance with it.

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▼ GQOMとは?

南アフリカの最南部に位置する第2都市ダーバン生まれた新ジャンル。80年代後期~90年代にかけて欧米から南アフリカの各都市に輸入されたハウス・ミュージックが人気となり、そこからローカルなサウンドと交わり発展したスローなテンポのアフロ・ハウス、クワイトをルーツとしている。 チャントも入った4/4を基調としたトライバルなハウスはミニマルにそぎ落とされ、ズールー語で”ヒット”や“ドラム”といった言葉の意味が表すようによりパーカッシヴなスタイルへと変容、テクノロジーによってアップデートされるクラブのサウンドシステムやプロデューサーの制作環境の変化を経て、テン年代には4/4から3連やUKファンキーのようなビートも織り交ぜられ、Bhenga (ベンガ)というアフリカのダンス・スタイルと共に現在のデジタルで多層的なグルーヴを持つトラックへと進化。その発展はユニークで、タクシー移動が当たり前のダーバンのナイト・クラブ・シーンにおいて、サウンドシステムを積み込みんだワンボックスのタクシーが路上で最新のゴムを爆音でかけ合いなながらクラブやナイト・ライフを楽しむ若者客をつかまえるためゴムでアピールするという、ラジオではなくタクシーがDJや媒体となり、ローカルのドラック事情も相まって局地的な広がりを見せて来た。

そして昨年、ロンドン発祥のグライムの再興によって更新される現行のベース・ミュージックとの親和性から、 UK屈指のテストメーカーでもあるKode 9 のDJセットにも取り入れられ、ロンドンの〈Goon Club Allstars〉からゴム史上初のフィジカル・リリースとなったシーンの若手コレクティブ・ユニットRudeboyzのデビュー12”、イタリアのNan Kolèとサウス・アフリカのLerato Phiriによって設立されたローマ拠点のゴム・レーベル〈Gqom Oh!〉からも12″がリリースされるなど、グライム含むUKベース・ミュージックやその周辺ジャンルと交わりながら世界へと拡散、VICEの『ハウスから進化した南アフリカ電子音楽事情特集』、FACT, Fader, Resident Advisor, Boiler Roomといったヨーロッパを中心としたダンス/電子音楽の主要媒体の特集やレビューを経て着実に認知度を高めている。今年の頭には『Gqom Oh! The sound of Durban Vol.1』と題された現地のサウンドを集めたゴム・オンリーのコンピレーション、続いてNan Kolèとローマのラジオ局Crudo Voltaが共作したミックステープ『Gqom Oh! x Crudo Volta Mixtape』と現地のゴム・シーンを追ったドキュメンタリー『Woza Taxi – Gqom Secret Stash Out Of The Locations』を発表、〈Gqom Oh!〉を中心にNTSでの番組やフェステバルへの出演、今秋には10月のポーランドのクラクフで行われた電子音楽フェスティバルUnsoundを皮切りにヨーロッパとアジアー・ツアーを敢行中。

Gqom-Oh-The-Sound-Of-Durban-Vol-1

 

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DJ Lag (DJラグ) [Gqom Oh! / from South Africa]

〈Gqom Oh!〉レーベル・ショーケースのツアーに帯同、自称”ゴム・キング”を名乗るサウス・アフリカ、ダーバンのシーンをリードするプロデューサー/DJ。

https://twitter.com/lag_dj
https://www.facebook.com/DJ-LAG-GQOMking-776842095700752/
http://soundcloud.com/djlaggqomking

 

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Nan Kolè (ナン・コーレ) [Gqom Oh! / from Italy]

ゴム・レーベル〈Gqom Oh!〉主宰、生まれながらの音楽活動家であるローマを拠点のDJ。コンテンポラリーなアフリカン・ミュージックや多国籍の文化交流を長期に渡り提唱し、幅広くアフリカやヨーロッパのアーティストをリリースする〈Soupu Music〉を2010年より運営し、AfrodisiaとL’Afriqueのパーティーのレジデントとして、ローマ、ロンドン、アクラ、ヨハネスブルグ、ソウェトの現代的なリズムの点と点を繋いで来た。新たに立ち上げた〈Gqom Oh!〉はこれまでの活動の中で最も注目され、トラディショナルなベンガ・ダンスから派生し、スローなハウス・テンポ、ダークなアトモスフィア、そしてディープなアフリカのリズムから浮かび上がったゴムを世界へと広める。クワイト、UKファンキー、グライム、ヒップホップのインターフェースとして機能し、アフリカの緊迫した歴史的な情勢を反映した”終末的なライオット・ミュージック”だと言及している。

https://twitter.com/malumzkole
https://www.facebook.com/malumzkole/
https://soundcloud.com/nankole

【最新アルバム・リリース情報】

V.A. – Gqom Oh! The sound of Durban Vol.1 JP [melting bot / GQOM OH!]

“高揚する闇、南アからのライオット〝Gqom (ゴム)〟日本上陸!”

南アフリカはダーバンから生まれた新ジャンル、UKベースを経由し世界へとデビューした噂の”Gqom (ゴム)”の初となる公式コンピレーションが日本限定のミックスを付けCD化!ARCA周辺、電子音響/テクノとも融合するUKベース・ミュージックやグライムともリンクしながらロンドンで火が付き世界へと拡散、ダビーな空間に暗雲立ちこめるクロームなシンセ・ドローン、トライバルなオフビートと3連も交わるフロア仕様のミニマルな展開が闇夜に沈む、アフロ新時代の幕を明ける暗黒の南ア・ハウス。

http://meltingbot.net/release/va-gqom-oh-the-sound-of-durban-vol-1-jp

 

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DJ Bingo (Habanero Posse)

DJ/プロデューサーユニット HABANERO POSSE のメンバー。向かって左側。ヒップホップ、レゲエをルーツに持ちながらも、テクノ、ハウス、スローグルーヴを中心にハバネロポッセ時とは趣の違うソロDJとして活動。辺境的でトライバルな選曲をする “アフリキ・ンワタンベ”と名乗る容姿が非常に似たDJ/トラックメーカーが存在するが、それがBingoと同一人物かどうかは謎である。

https://twitter.com/FYSakaBINGO
https://soundcloud.com/vulgarscience
https://www.facebook.com/FYSakaBINGO
https://www.facebook.com/habaneroposse

 

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Mars89 (Chopstick KIllahz)

Experimental rebel music DJ / Composer based in Tokyo. Member of Post tribal DJ unit “The Chopstick Killahz”

https://twitter.com/_mars89
https://soundcloud.com/mars89

 

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KΣITO

トラックメーカー、DJ。小学生の頃にヒップホップに出会い、13歳でDJとしてキャリアをスタート。17歳の時にAKAI MPC2000を購入しトラックメイクとMPCの演奏を始める。その後Juke/Footworkに傾倒し、2013年に初のEP、”JUKE SHIT”をリリース。同時にビートをシーケンサーを使わずに全てパッドを叩いて演奏するライブパフォーマンスを開始。Juke/FootworkのオリジネーターRP Boo、TRAXMANの前でもライブを披露しその度肝を抜いた。その卓越したスキルとリズム感覚は、クラブシーンのみならず広く音楽シーンから注目を集め、七尾旅人主催の「百人組手番外編」(2014)や、大友良英とアジアのミュージシャン達とのセッション企画「ASIAN MEETING FESTIVAL」(2015)に出演。これまでに七尾旅人、向井秀徳、大友良英、dj sniff、坂田明、田我流、OMSB等様々なミュージシャンとのセッションを重ねている。2016年、HiBiKi MaMeShiBa、ナパーム片岡と共にレーベル”Cliffhanger Musick Laboratory”を立ち上げ、ジャンルに捕われない領域で音楽活動を行なっている。

https://twitter.com/KeitoZOLGEL
https://soundcloud.com/keitosuzuki
http://keitosuzuki.com

 

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食品まつり a.k.a foodman

横浜在住 トラックメイカー / DJ / 絵描き。

https://twitter.com/shokuhin_maturi
https://soundcloud.com/shokuhin-maturi


主催 : BONDAID http://bondaid.jp
制作 / PR : melting bot http://meltingbot.net
会場 : Forestlimit http://forestlimit.com

Update: 25 Oct 2016